ブロックチェーン技術などのテクノロジーを駆使し、
企業のCO2削減を目指すアスエネ社。
その企業スローガン開発を担当しました。

再生可能エネルギーを提供するだけの、
いわゆるエネルギーテック企業とは一線を画し、
同社が目指すのはあくまで気候変動問題の解決。
ただ、強みである技術やシステムは
時間とともに模倣される可能性があります。
そこで、より持続的な成長を促すべく、
会社の根幹となる大義、
「なぜそれをやるのか?」を
言葉で明確にすることを試みました。

通常であれば、比較的インナーを意識、
つまり、従業員の心をどう動かすのかを意識して
企業スローガンを開発します。
ただ、今回はスタートアップ企業ということで、
投資家などの社外のステークホルダーも
意識しました。
企業や事業の価値を
素早く伝えなければならない状況が
多くあるためです。

スローガン開発においては、
社長の西和田さんに対して、
企業の現在地や目指すべき到達点はもとより、
彼の幼少期や学生時代の経験まで
さかのぼってインタビュー。
どんな想いを持ってビジネスに向き合っているかを
深く探ることで、
会社の本質的な価値を明確にしました。

気候変動問題を解決するためには、
ものすごく大きな時間軸で
ビジネスを展開していくわけですが、
ゴールまでの距離を着実に縮められる
テクノロジーという具体的な武器が同社にはあります。
そこに力点を置いて、
「100年先を変えるため、まず明日を変える。」
というスローガンを書き、
込めた想いをステートメントで表現しました。

 

 

 

プロジェクトのより詳しい内容が
FICCさんのWEBサイトで紹介されています。
あわせてご覧ください。

 

 

Client:アスエネ
Brand Marketing Agency:FICC
Brand Marketing Strategist:森啓子
Creative director:冨田一樹
Designer:冨田一樹
Brand Equity Manager:戸塚省太
Copywriter:東井崇