もっと牛を知りたいと思う。

帯広の畜産会社、
佐々木畜産のCI（Corporate Identity）開発において、
コピーとクリエイティブディレクションを担当しました。

1948年に帯広で創業されて、現在の代表は3代目。
一般的な畜産会社の枠を超えて、
牛にまつわる様々な事業領域をカバーされています。
その根幹をなすものは何かをインタビューを通して探り、
「もっと牛を知りたいと思う。」
という企業スローガンを開発しました。
非常にシンプルな言葉ではありますが、
長年実績と経験を積み重ねてきたにも関わらず、
そのような姿勢を取り続けることに、
大きな意味があると考えました。

この言葉を出発点に
VI（Visual Identity）の見直しに入り、
ロゴや各種ツールの開発、
さらにはWEBの全面リニューアルを実施しました。

「もっと⽜を知りたいと思う。」にある「知る」という⾏為。
これを「ゼロ（知らない）から
イチ（知っている）に変えること」と捉え、
0と⼀という数字の組み合わせによって、
⽜の顔を表現したロゴとしました。
また、佐々木の「サ」の文字にも由来しています。

Webサイトのメインビジュアルは、
佐々木畜産が飼育している牛と、
社長をはじめとした従業員それぞれを
対の写真で見せることによって、
牛と同じ目線であること、
牛と向き合っていること、
企業の姿勢を表現しています。

Client：佐々木畜産
Production：TRACKS & STORES、SA+O、SWITCH
Creative director：東井 崇
Copywriter：東井 崇

<Visual Identity>
Art director：佐藤 史恵（SA+O）
Designer：佐藤 史恵（SA+O）

<Web>
Art director：西尾 望（TRACKS & STORES）
Designer：西尾 望（TRACKS & STORES）
Designer：髙田 裕貴（TRACKS & STORES）
Photographer：我妻 直樹（SWITCH）
Web engineer：VIADUCT