北海道発のダウンブランド
「レタールヌイ」のリブランディングにおいて、
コンセプトメイクとメインコピーの開発を担当しました。

ダウンジャケットは様々なブランドから
数えきれないほどリリースされているアイテムです。
その市場において、
レタールヌイの価値はどこにあるのか?
機能性やデザイン性だけの勝負を避けて、
別の陣地を探す作業からコンセプト開発を進めました。

世の中にあるダウンの多くは、
(少なくとも表向きは)
ほとんどが道外で企画開発されており、
北海道に特化したものはほとんどありません。
ならば、
「これが北海道のためのダウン」
という一着を目指していけば、
独自のポジションを確立できるのでは、
と考えました。
結果的にそれは、
「極寒の地」という北海道のイメージによって、
他地域の人にとっても、
価値あるものとして受け入れられる
可能性が高いはずです。

そこで、開発したコンセプトが
「MADE FOR HOKKAIDO」
です。
ブランド立ち上げ時に強調されていた
「北海道で生まれたダウン」という訴求点を、
顧客目線で変換した言葉とも言えます。
また、今後のモデル開発においても、
指針として機能することを想定しながら
言葉を決めていきました。

ダウンの開発段階では、
スタッフ各々が自身の冬の体験を語り合い、
それをヒントに実装する機能やデザインを
決めていったとのこと。
そんなエピソードも参考にしながら、
MADE FOR HOKKAIDOに紐づく
ステートメントを書いています。
2枚目の画像をクリックして御覧ください。

レタールヌイ公式WEBサイトはこちら。

 

 

Client:SOUZOU
Production:APRILGAZE fotographica  
Creative director:メアラシケンイチ
Art director:メアラシケンイチ、大橋菜々
Designer:大橋菜々
Photographer:古瀬桂
Photographer assistant:坂井亨輔
Stylist:佐藤一樹
Hairmake:對馬友理 
Copywriter:東井崇