北海道芽室町に誕生した、
新会社の社名開発を担当しました。

野菜の一次加工、機械リース、不動産事業などを
手掛ける会社です。
先祖代々受け継いできた土地をもとに、
不動産事業を展開していることが
ネーミング開発のポイントだと考えました。
農業と不動産という毛色の異なる要素を
カバーする必要があるからです。

代表の竹内さんへのオンライン・インタビューを通して、
新会社のミッションを「十勝の農業の活性化」と設定。

会社が目指す方向、世の中に提供する価値、
大切にしたいこと、などを踏まえて、
「アトカチ」という社名を開発しました。

「アトカチ」とは、
AGRICULTURE(農業)のAと
TOKACHI(十勝)を組み合わせた造語です。
野菜の一次加工を、
収穫した野菜の「あとの価値」を創出すること、
また、不動産もあとあとずっと価値を
生み出し続けるものと捉えて、着想しました。

ロゴデザインを担ったのは佐藤史恵さん。
新会社は、
未来に向かってゆっくり歩きながら足跡をつけていく、
とイメージ。
左足と右足の足跡から成る甲骨文字「歩」と、
ATOKACHI の「A」を縦に並べ、
足跡が続いていくようなロゴを作成しました。

 


 

 

Art director:佐藤 史恵(SA+O)
Designer:佐藤 史恵(SA+O)
Copywriter:東井 崇